2012年5月 のアーカイブ

11 どらいぶ

2012年5月30日 水曜日

大変私事ですが転勤が決まりまして。先週から通勤に1時間近くかかることになりまして、毎朝のドライブを有効活用できないだろうか……と考えていました

なので、持っている喉のストレッチ用のCDをBGMにして流すことにしました。50分くらいの長さなのでちょうどよく、朝っぱらから運転しながらリップロールなどなどしまくっておりました

したらば、助手席の窓が少し開いていたらしく、赤信号で停車した際に隣の車のおじさんに程よく聞こえてしまったらしい。クラクションを鳴らされる。びっくり

意味もなく口笛吹いてる風を装いつつ、苦笑いしながら会釈して、そっと窓を閉める私なのでした。なんでしょう。この妙な恥ずかしさは。笑

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1日が30時間くらいあれば良いのになあ。

10 ひとりごちる

2012年5月25日 金曜日

みんなそれぞれ色んな想いをかかえて、今日をいきている。ここに立っている。音楽をしている。だからきっと、思い入れや個性が強ければ強いほど、頑固さが足を引っ張ったりもするのかな。きっと。

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皆さん、どうして、音楽をしよう!と思ったんでしょうか。ふと、考えます。

どうして?

あるいは、いつの間にか、貴女のそばに音楽があったのでしょうか。どんな想いで?どんな決意で?どんな目標が?

そっくりそのまま、この言葉を自分に返してみる夜です。むむむ……むつかしい

全てとは言いませんが、アーティストって作られていくものだと思っています。個性も、作られていくものだと思っています。いきなり何の話やっちゅう感じですが、感じたままにつらつら書いているので、ニュアンスで受け取っていただければ幸いです

レーベルとアーティストは時に、企業と顧客であり、上司と部下であり、仲間や家族であり、そうして会社と従業員。そんな関係性。私の個人的なイメージになりますね

だから、これといってスタンスの確立していない私は、こうしたい!ああなりたい!の欲求よりも、まずは自分を見つめる初歩的なことから……なのです。本当初歩的。先は果てしないですが、呆れられないように

なんにせよ泳ぎ方を知らなくて、大丈夫かこいつ……とため息半分でも、導いてくれる人がおるって贅沢で幸せなことだと感じています

個性は自分じゃ分からない。聴くのは私じゃない。私以外の誰かなのだから、その誰かに私をゆだねたいのです。応えていきたいのです。今は、そういう時期ですね。きっと

他の方と比べることではないけども、今一度ゆっくり考えています。私、チャレンジして、どうなってゆきたいんでしょう……ってね。目指すものにブレのない人は見ていてドキドキする。素敵。でもそんな人でもブレたりするんだなあって知ると、きゅんとくる。笑

私にはこれしかないんだ!って勢い込むと自分自身に裏切られたときの絶望感がハンパない。好きとか嫌いとかじゃなくて、やりたいのかやりたくないのか聞かれたら、俄然やりたいタイプですけど

だから今年は色んな方(肩)にもたれ掛かりながら、まずはやってみます。よーし。

これは余談ですが、地元の保守的で排他的な姿勢は時々居心地が悪い。コンビニくらいあっても良いじゃない。カラオケ行くのに車で20分以上かかるとか何事でしょうか。せめて市内に住みたい

山の上に住むの飽きました……。

09 いとしさ

2012年5月5日 土曜日
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当初、ブログを書くことに若干の抵抗と違和感がありました。記事の量産は本来得意分野だと思っていますが、乃里絵としての私は、公の場でブログを書くほどの基盤が出来ていないと感じているからです。だから正直なところ【アーティスト】 というくくりも頂けなかった。もちろん、その背景には、このような場を設けることによって意識を高める教育的配慮があるのだと自分なりに解釈した私ですが

それにしても、渋谷Pのおっしゃるアーティスト気分を味わえてしまえるところに、前述の違和感があったのでしょう。だから書けないのかなあ

いつしかこのブログの記事数が増えたとき、更新回数が増えたとき

そのときやっと私は乃里絵としてのスタートラインに立ったのだな、と思うのです。だから決してね。ブログ書くの面倒くさいとかじゃないんですよ。と、誰にともなく弁解してみます。笑

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私、音楽が大好きで大好きで、というような人間ではないと思うの。音楽と私の関係性は愛しくない。むしろハープなんて大嫌いだった。弾けば豆はできるし、爪をのばして色気づいた当時思春期の私を、恩師は鬼の形相で怒ったし(今なら怒られた理由がわかるけども)

爪が皮膚に食い込んで血が滲むのを見ながら、なんでこんな辛い思いをしてまでハープを弾いているの?って思ってた。大嫌いをこじらせて受験を理由にすっぱり止めたこともあった。ぜったい弾かねーし!って思ってたのです

でも、たった一度のステージの魔力に、私はまんまとハマッちゃったんでしょうね。自慰行為じゃなくて、ちゃんと相手のいる初めての音楽。聴いてくれる相手のいる音楽。その人に向けた音楽。その人と作る音楽

私と音楽は犬猿の仲だけど、音楽を通した人との関係性が愛しくて堪らないことに気付いたのです。とくに社会人になって、以前の職場で音楽療法を現場のリハビリで取り入れていることを知って、殺伐とした認知症専門病棟も、レクリエーションとおやつの時間だけは利用者さんの笑顔が増えることの愛しさ

きっと私の想像を超える天国と地獄が、この世界にはあるんだろうなあ。それでも私は、音楽の中に身を置きたいですね

目指したいです、はい。

08 ふいの、なんとやら

2012年5月5日 土曜日

先程、渋谷Pからライブの件でお電話を頂いた。「布団でごろごろ」という非活動的なGWを満喫していた私は、いつの間にか寝ていたらしく

スマートフォンの不気味な着信音と、液晶に映る【渋谷P】の文字で飛び起きた。……いかんせん寝起きは恥ずかしい。自分が何を喋ったか覚えていないのだ

ちょいとばかし朦朧とする頭の中。終わったばかりの電話内容を反復しながら
、羞恥の念にかられて布団でひとしきりバタ足をすることに。バタバタ。バタバタ

このまま7月の東京の空まで泳いで行けたら良いのですが。いやはや失礼いたしました。

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桜が満開になったと思ったら一瞬で散って、ツツジの季節の到来です。街路樹のハナミズキも赤や白の花をつけて、おめかししています。うちの弟も、おめかししています。恋でもしてるのでしょうね。私のあげた香水を撒き散らして、出掛けて行きました

たとえばデートが決まった日の高揚感と、もしかしたら唄わせてもらえるかもしれない、ってときのトキメキは、なるほど似ていると思いました。