‘日記’ カテゴリーのアーカイブ

38 【ぷにさん】その1

2013年5月16日 木曜日

レコーディングもひと段落し、ひとり旅の最終日は渋谷旅館の皆さんと夢の国へ行ってきました。不思議とお別れはさみしくなく、得るものや課題が見つかった、充実の4日間でした。

さて、地元に戻ってきたは良いものの、数日間家をあけていた為、こまごまとしたお仕事が溜まっております。急にやってくるもう一つの現実に、思考も身体もシフトしていきますが、まだ少し、ゴールデンウィークボケとでも申しましょうか……。ぼんやりしています。

そうして、近頃、お腹がいくぶん弛んでおります。【ぷにさん】と名前をつけて可愛がっておりましたが、そのせいか最近になって【ぷにさん】は調子こいてます。皮下どころか内臓にまで出没しやがりました。

と言うわけで、【ぷにさん】と円満に別れるために、ちょいとばかし筋トレと食事内容の改善に努めようと思います。1ヶ月後にまたブログで経過を綴ってみますね。

来たる夏、引き締まったお腹で再会しましょう。

37-2 むかいあわせの、えび

2013年5月13日 月曜日

前回のつづき、です。

小洒落た言い回しも、ロマンチックなワードも、そこにはないけれど、飾らない想いと真っ直ぐな優しさ、それからちょっとの倦怠感を引っ提げて、神奈川のエビは綴ります。

「月曜の朝は嫌いで」

「小さくまとまることが得意じゃないなら、君はそのままの君でいた方が良い」

「つまらない日々の繰り返しで、人を羨むこともあったけど」

綺麗な言葉で歌詞全体を包むことは、いくらでも出来る。だけど、綺麗なだけで終わらない所に、私はとても共感を覚えたのです。ああ、この人の歌を歌ってみたいなあ。この人と一緒なら、ライブに出たいなあ。

それが去年の8月のことでした。

北陸のエビと神奈川のエビの、初対面です。それから月日は流れ、今日も北陸のエビは神奈川のエビと、歌をうたいます。

神奈川のエビは、一緒に歌う楽しさを北陸のエビに教えてくれました。そんな、とっても大切なエビ仲間なのです。

おしまい。

37 むかいあわせの、えび

2013年5月12日 日曜日
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北陸のエビは、いつもひとりで、せっせと詞を書き、暮らしていました。雨の日も風の日も雪の日も、辛いこと悲しいこと、嬉しいことを。

北陸のエビは、小さな夢を抱いていました。いつか、自分の書いた詞が、曲になったら良いのになあ。10年前に抱いた、ほんの小さな、小さな夢です。

北陸のエビはある冬の日、何もかもが嫌になりました。海の水はしょっぱくて、周りは敵だらけのようで、深い深い日本海に、沈んでしまいたいと、何度思ったことでしょう。

そんな時、冷たい海に体を預けながら、エビは素敵な出逢いに恵まれます。神奈川のエビとの出逢いです。

神奈川のエビは、これまたせっせと詞を書き、曲を作り、歌っていました。

北陸のエビは、神奈川のエビが作る歌が、とても好きでした。沢山のデモ音源の中、お気に入りの曲が沢山出来ました。

「ねえ、歌ってみない?」

神奈川のエビが作る歌は、聴き手によっていかようにも見方の変わる、それでいて確かなメッセージ性が散りばめられた、そんなスルメ曲(聴けば聴くほど味が出る曲)なのです。

つづく。

36 なのはな

2013年5月11日 土曜日
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ゆったりと、お風呂にふたりで浸かり
ゆったりと、猫さんとお昼寝をし
テキパキと、一緒に歌を歌います

ひとりより、ふたり

NanohanAのNは
のりえの、の~

NanohanAのAは
あさみの、あ~

新しい曲を、今日明日で録ってます。
謎多きユニットNanohanAですが(自分で言うなって感じですが。笑)

去年のライブよりグレードアップして、ちまちま活動していますよ。よろしくお願いします。うふふ。

35 れんきゅう

2013年5月10日 金曜日

まとまった休みを頂けました。ちょっと遅めのゴールデンウイークの始まりです。今年も渋谷旅館へ3泊4日のぶらりひとり旅ということで、昨晩はウキウキしながら仕事に精を出しました。夜中の2時半でしたか、仕事も片付き、後は寝るだけ。しかしテンションがハイになり寝付けない始末です。いつものことです。

遠足前の小学生気分。結局、明け方4時頃やっとこさ眠りについたのでした。準備万端、忘れ物はないはず……。ふんふん鼻歌交じりに荷物をまとめましたが、高速バスに乗車してから忘れ物に気付くのですね。

さあ、気を取り直して出発です。7時間の道中、本も読みました。仮眠も取りました。流れる景色をぼんやり目で追って、渋谷旅館のチャーミングな仲居さんと美人なおかみさんと板前の料理長と事務のボーイに想いを馳せました。

さあ、いよいよ暇です。普段使いもしないポーチからマスカラを取り出して、睫毛にぬりぬりするくらい暇です。

ぬりぬり……。
ぬりぬり……。

ガタコンッ

ぬりぬり……。
ぬりぬり……。

このままでは、新宿駅に着く頃には私の睫毛はヒジキになってしまいます。早く、会いたいなあ。気持ちばかり、先を行くのでした。