感情の起伏と波

2015年7月1日

繊細で他人を気を使う人や物事に対して一生懸命に取り組むタイプの人って思いやり過ぎるあまり自分自身がパンパンに張り詰めてしまい苦しくなってしまいます。物事に対して完璧であろうとするのもまた然りで、アーティストさんの作品に対しての思いが激し過ぎると自身がパンクしてしまうと言う状況に陥ります。レコーディングの際もアーティストさんの精神的プレッシャーを除きリラックスさせつつテイクを重ねるといった方法が良く行われます。あさ美さんや乃里絵さんのレコーディング時に思うのですが…と言うかレコーディング時の拘り、独特な方法の話になりますかね。レコーディングの時に何テイクか録音して出来の良い部分をつなぎあわせていく、若しくはきれいな部分をはりあわせる等で形を整えていく方法が使われます。とても効率的なこの方法、実はNanohanAでは使われません…使えないのです。あっ…決して機材の問題ではありませんよ、僕の技術と機材はそこらのエンジニアリングスタジオには負けませんので(笑)…話を戻して。NanohanAの曲はイントロが始まり歌いだしの一行からエンディングの最後の音、一行ひとつまでがひ
とつのストーリーとして出来上がっていきます。NanohanAはヴォーカルの技術力は優れているわけではありません。下手に技術や声量等で歌い上げると歌が台無しになります…だから心を込めて一小節ずつ語りかけるように歌うわけです。少しずつ重ねあわせてあわせるように一曲を歌っていくわけです。だから途中から…とか、この部分だけ…等のダビングは出来ないのです。始めに書いたアーティストさんの感情コントロールが無理無く出来るからこそのスタイルなのでしょうね。


くいず 解答編

2015年6月29日

みなさんクイズに御参加くださりましてありがとうございます。解答です。ある法則性にしたがって並ぶ数字。法則性を考えるあまり難しく考えすぎてしまう方が多かったですね。 98.□.88.68.■.16.☆.…。□■☆に入る数は…。ここでヒント、画面をひっくり返してみてください。まあビックリ!86.87.88.89.90.91.92.ときれいな連続性を描くわけです。したがって☆から8つ先の数は100。IT大国インドならではの問題です。数字を活字で考えずにデジタル表示で考えることがポイントなんだろうね。どうでしたか、やられましたか?(笑)


くいず

2015年6月27日

インドの小学生の算数の問題です。チャレンジしてみてください。ある法則性にしたがって数字が並んでいます。その並びは 98.□.88.68.■.16.☆.…です。□■☆に入る数は何でしょうか?それぞれ答えなさい。また☆から8つ先の数はいくつになるか予測してください。小学生の問題ですから大人のみなさんはもうおわかりですね(笑)!さすがIT大国インドです。日本もこんな入試問題にすれば頭でっかちの官僚は少なくなるんじゃないかね。NanohanAもゆゆ美さんもボスもマニアックスも応援隊長さんもみんなで参加してくださいね。ミウラ君あたりはすぐに正解出しそうだよね(笑)。


言葉選びのセンス 想像力の膨らみ

2015年6月26日

NanohanAはシンガーソングライターのユニットです。曲も詞も自分達で書きます。二人の評価されるべきポイントは言葉の使い方のバリエーションがとても豊富だと言うところではないでしょうか最近出来上がった新曲の歌詞の中に草木の色を表す緑色と言う表現…ごく当たり前のアーティストさんならば「若草」「新緑」等が安直にうかぶんだろうね。僕も同様なんだけどね。ちょっとひねってみたい時は辞書とにらめっこですから。乃里絵さんの使った単語は「萌葱色(もえぎいろ)」リスナーの想像力を膨らませませんか?ゼロ距離ドライバーにしても初期の頃の「薄紅の花」や「木洩れ日の人」こうしたタイトルや歌詞にはともすれば、ありきたりになってしまう言葉が少しだけ表現を変える事で曲の表す世界観が大きく変化を遂げる事になります。まさに言葉の万華鏡。日常の言葉で語りかけるように唄うスタイルも有りだと思うけど言葉遣いを昇華させてメロディーに乗せることではじめて芸術性を演出できると思います。NanohanAの作品…一行の歌詞の中のひとつの単語に隠された二人の思いや仕掛けを想像力広げて読んでいただければ幸いです。


言葉選びのセンス…その壱 〜ならではの発想

2015年6月24日

NanohanAの派生で「のりもこ」と言うユニットを組んで六番線と言う曲を配信の第一回目にリリースしました。「のりもこ」新曲として二曲レコーディングしていて、まだOKテイクを出せない一曲がありますが、もう一つは完成バージョンとして良いかなって事で発表を待っております。仮タイトルは『いちご』バースデーソングです。お誕生日に小さな頃からの思い出を語り合う…そんな内容のhappy song です。同様のテーマになりますが ゆゆ美さんの『birth song』とは真逆の曲調になりますね。こんなところにネミューとメテオリットのレーベルカラーの違い、主張があるわけです。レーベルカラーの違いから言えば曲タイトルにも拘る…と言うよりも悩みます。一番考えて悩んで話し合う部分かもしれません。いちごってタイトルもバースデーソング→誕生日→バースデーケーキ→ケーキの飾り→『いちご』ってわけです(笑)。OKテイクをまだ出してないもう一曲のタイトルは『めだか』。ねっ!いいでしょう、この響き。乃里絵さんとあさ美さんの言葉のセンスの良さは歌詞以外のこうしたところでも発揮されます。曲のタイトルを御覧いた
だいたら曲を聴く前にどんな歌なのか?テーマ的なモノを想像してください。良い意味でリスナーさんを裏切る事が出来れば制作者冥利に尽きるのです。