レコーディングの秘策 その弐

レッドツェッペリンと言うイギリスのバンドにレヴィーブレイクスと言うタイトルの曲がございまして、このドラムの音はロック史上究極のドラムサウンドと称されています。何をもって究極至高とするのかまでは雑誌には記されていませんが確かにレッドツェッペリンの音はドラムに拘りが有るように思います。ドラムの音ってヘッドをスティックで叩く、胴が鳴る、周辺の空気を振動させてそれが伝わるわけです。タムと呼ばれる数種類の大きさの太鼓、バスドラムと言う足で演奏する大太鼓、シンバル類、数種類の鳴り物があるのでそれぞれ特有の音響特性があります。その録音バランスが絶妙と言う事なんでしょうね。ドラムとベースの音を決める事は作品の善し悪しを決める大切な条件です。レッドツェッペリンやディープパープルは僕のお気に入りのグループで、いまだに聴いています。音質について考え直すようになった最近になり気が付いたのですが、先のようにドラムの音を録るためには何本ものマイクを位置やら距離やら悩みぬいてセッティングするわけです。きわめてアナログな作業です。あくまでも個人的な意見なのですが僕が良いなぁと思うドラムやギター、ベー
ス中心のバンドサウンドには共通点がありました。その共通点はNanohanAやメテオリットシャンテでのレコーディングやマスタリング等で参考になっています。