83 さむい

最早、定例の風邪も治り、元気もりもりの私。

しょうもない小話ですが、風邪が珍しく長引いたので、危機感を感じ薬屋さん向かった日のこと。

普段、滅多に薬を飲まないため、どんな薬が自分に合っているのか分からず、数ある風邪薬を目の前に立ち往生しておりました。

すると、白衣を着た薬剤師のお姉さんが、親切に症状などを聞き出してくれ、今の私にお勧めの風邪薬を何点か探してくれました。しかし、何かこう……、会話の節々が釈然としない。なんだろう。何だろうこの違和感。

もやもやしたものを抱えながらお姉さんと会話します。そうして、私はふと気がつきました。

……お姉さん、私を15歳以下の子供だと思って風邪薬を勧めてくれている!笑

「この風邪薬にするなら、ちょっとキツめのお薬ですから、1回1錠で(以下略)」

そう、お薬の服用の方法が15歳以下で変わってくるのです。

最終的にお姉さんが年齢確認(?)をしてくれ、事なきを得たのですが、いやいや、さすがにこの歳で中学生に見られるのは何か違う気がしました。今この瞬間から、私の来年の抱負が決まりました。

乃里絵、心身共に大人のお姉さんになります!宜しくお願いします!