2012年8月 のアーカイブ

あるアーティストさんの素敵な曲へのラブレター

2012年8月21日 火曜日

8/14のルイードで聴いた奏織さんの曲、小さな種 もう一度聴きたくてたまりません。こうしたプレゼンライブのような形だといつもは割りと冷めた目と耳でアーティストに接するので曲を聴くのも弱点を探しながらとかステージングのマイナス点をチェックしたりだったりの アーティストさんに対して陰湿な接し方(笑)をしているんですけど、今回の奏織さんはヤバいです。僕は見た目結構ズボラっぽくみられますけど、意外と繊細で傷つきやすかったり神経質だったりします(笑) NHKの「みんなのうた」で紹介される曲で結構泣いてます。(ここで…感性豊かなんでしょうね…と合いの手が欲しいのですが。) 小さな種 は、まさにそのツボにきれいにハマったんですよね。詞とメロディーとボーカルと そのうちのどれかが外れていれば台無しになります。逆に、どれかが突出しても曲全体のバランスが乱れてしまうんです。全ての加減が…と言うかバランスの絶妙さが曲にメルヘンティックなストーリー世界を与えているんですよ。当日 その曲を聴いたのはルイードのスタッフやボスを含めて十人満たないん
じゃないかな?次のライブ等の予定もまだ未定らしいから、このまま名曲が埋もれてしまう恐れが…そう思うと、なんだかいてもたってもいられず、きちんとした音源を作って頂いてもっともっと多くの方に聴いて頂ければ…と言う気持ちでいっぱいです。奏織さん 是非 正式音源として発表してください。そしてもし 何かお役に立てるならば お手伝いさせていただきたいです。素敵な曲にかかわれる事 何よりの幸せです。ブログを利用してのラブコールでした。


夏の風物詩 その弐

2012年8月20日 月曜日

乃里絵さんからのリクエストがありましたので不思議体験 第二弾を書きます。大学生の時に土建屋さんでアルバイトしたんですけど、主な仕事は家屋や工場の解体なんですよ。五人くらいで現場行って重機使って家とか潰して あとは 手作業で瓦礫の処理をします。いつものようにビルの解体現場を夕方で引き揚げる時、現場主任が「すぐ近くだから明日の現場の下見していきながら帰ろう」と 帰り道途中に建ってる一軒屋の前を通りかかりました。夕方六時半くらいでしょうか…古いトタン屋根で、少し崩れかかった家です。縁台のようなものもありますが木が朽ちています。狭い庭もありますが雑草が伸び放題です。ブッ壊すのは二時間程度あれば充分な建物です。「楽な物件だな、午前中で更地にしちまうベェ」 その場の全員のお気楽な笑顔が次の瞬間ひきつりました…生い茂った草むらの横のころがったポリバケツの手前にお婆さんがあぐらをかいた姿勢で座ってジーッとこちらを睨んでいます。後ろにあるはずのポリバケツが透けて見えてます。薄気味悪いなぁ…と思ったので事務所に戻り全員 塩を撒いて御清めしました。翌日
現場では昨日の薄気味悪さも忘れて 予定通り アッと言う間の解体作業完了 廃材をダンプに積んで ショベルカーで基礎のコンクリートを割って地面をならして作業完了…のはずでしたが。スコップで地面を掘っているときにカチンと何かに当たる音が。掘出してみると直径 高さ それぞれ1mくらいの大きさの樽…良くウイスキーとか熟成させてるようなのあるでしょう、そんたやつです…もしかしてお宝が…期待ワクワクで中を覗いた現場主任さんが『うひゃあ!』と声あげてのけ反りました。 樽の中身は あぐらかいて座った状態の人骨 でした。昨日のお婆さん…掘出してほしかったんでしょうか?


わすれんぼさん

2012年8月17日 金曜日
120817_1535~01.JPG

いやいや 申し訳ありません CDの紹介なのに肝心の写真を添付し忘れました。これです。是非よろしくね


最後に宣伝あります。

2012年8月17日 金曜日

8/14新宿RUIDOk4にてお笑いコンビ…いや シンガーソングライターユニット NanohanA がステージデビューを果たしました。曲目等は乃里絵やあさ美のブログで紹介されるでしょうから 是非そちらで(笑)。彼女達初ライブのくせに実は無謀にも販売及びプレゼンテーション用にCDを作って乗り込んだのです。写真がその現物で写っていませんが歌詞カードと曲目解説とプロフィールもあります。乃里絵は福井から夜行バスで10時間 リハーサル合わせても一時間にも満たないステージの為にここまでの努力と意欲をみせました。来年の今頃 再来年の今頃…どんなアーティストになってるか? 期待大でしょう。オープニングを飾った奏織さん とても綺麗な声で涙腺叩かれました。オリジナル曲の小さな種(もしタイトル勘違いでしたらごめんなさい) おとぎ話…と言うよりも絵本の世界に入り込んだような奏織ワールド。とにかく良い曲でした。ファンになりました。他のオリジナル曲も是非聴かせて下さいね。エブリハウルも貫禄充分なステージで、個人的にはボーカルスタイルにアレンジが
加わったいつまでもリバークルーズが、ドキドキときめきました。ハウルはライブハウスのステージからしばらく離れて何やら楽しい事を始めるようです。更なるときめきをいただけるみたいで、楽しみです。あっ!乃里絵のCD まだ残部少々ございます。珠玉の名曲が六曲入って一枚 千円 お問い合わせは私宛てまで是非(笑)


…盆に想う…

2012年8月13日 月曜日

とても有名だったドラマーの方、何人かと懇意にしていただいた事があります。事がある…と 過去形なのは、その方々みんな鬼籍に入られてしまっているからです。日本の方々ならば知り合いだったんだ、と言ってもさほど不思議ではありませんよね。ところが外国の有名ドラマーだったら『なんで、お前が知り合いやねん?!』 そんなツッコミがすかさず入るでしょうね。実は十代の頃に某音響システム関連の会社でアルバイトしてまして、コンサート会場の設営や音響システムのリハーサル等こなしておりました。多少英語もこなせましたせいでしょうか?何故か外タレ(外国アーティスト)の楽屋の世話とかもやってました。ある時、コンサートで来日中の、僕が心の中で師匠とあがめる某大物ドラマーにケータリングのランチを届けることになりまして、役得とばかりにサインをして貰おうとドラムのヘッド(叩面、いわゆる皮の部分)を持っていきました。「君もドラマーなのかい?」ニッコリ笑いながらの問いかけに、舞い上がりながら 「ええ、あなたが目標です、でも、まだ〇〇〇〇さん程度しか叩けませんけど…」と 返しまし
たら(〇〇〇〇はこのドラマーがレコーディングの時に喧嘩したギタリストで、プレイに関しての言い争いになり、ああじゃねえ、乞うじゃねえ言うならお前が叩いてみろ!とギタリストに啖呵きった事のジョークです) 「ならば良いベーシストになれるよ」と言ってくださいました。リハーサルが終わった後も機材を運んでる自分達を気使いくださりとても気さくに接してくださいました。後日ドラムクリニックのゲストの際にもお会いしましたら 覚えていてくださり「新しく日本のメーカーと契約が出来てセットを作ってもらえる事になったんだ。今回のクリニックではそっちを使うから、これはお前にあげるよ。」と スネアをひとつ、いただきました。今でもレコーディングやライブに必ず使う大切な宝物です。一打一打に重みがあります。ラディック#402…未だにこれ以上に良い音のスネアドラムに出会った事はありません。