自分は曲を作る時はメロディーにギターで簡単にコードをつける…それで終わりです。あとはアレンジャーの方やボーカリストの方々が装飾音やコーラスをどんどん足していってくれます。最終的に出来上がるモノがどんな風になるのかはその時点では全くわかりません。時には自分の思い描いてたサウンドとは全く異となるものになってる場合もありますが、それはそれで良いと思ってます。音楽ってのは、やっぱり聴き手の解釈だと思うし、その解釈により自分の作った曲の可能性が広がる事になるでしょうから経験と知識と技術に長けた方に育ててもらえればとても嬉しい事ですから。アーティストさんによっては全く自分の意見を曲げない、我を通す、スタイルを変えない…そのような方がいらっしゃいます。正直、とても損してると思います。ちょいと考えてみて下さい。自分の声をマイクで録ってみると、普段思ってるのとは違って聞こえるでしょう。普段自分が話してる時に聞いてる声は頭蓋骨内の反響音みたいなもんでね。だからレコーディング等の経験が無いならば自分のパフォーマンスはまだ不完全だと認識すべきだと思いませんか?だって他人には自分のボーカルがど
う聞こえるかが自分自身わかってないんだから。だから何度も言ってるけど全てを任せてごらんなさいって。悪い事言わないからさ(笑)
2012年6月 のアーカイブ
あるアーティストさんへの手紙
2012年6月29日 金曜日読んでくれてる人 いるんだなあ
2012年6月27日 水曜日こんなブログの駄文からのメッセージを読んで下さってるとは、その上に御自身のブログからレスポンスまでくださるとは…ゆゆ美さん…ありがとうございます。いつか御一緒に何か制作ができれば嬉しいです。よろしくお願いします。こちらからもリクエストさせていただけるならば、舞台での発声方法の秘訣とか現在制作中の曲について…みたいな記事書いてくださいね。こんな風に誰かが読んでくれてる…改めて思います。いい加減なこと書けないな、って。曲作りと同じですね。さて品の悪い飲み屋等のライブで酔っ払いにからまれたり酒かけられたり、楽器ブッ壊されたりしながら、もまれて、指から血を流して練習に明け暮れた私にしてみるとメテオリットやネミューのアーティストがライブを開催させていただいてるルイード等のライブハウスは夢のような環境です。ライブ楽しみたいと思います…そう言えるのもあながち悪くないかもしれません。前言撤回するわけではありませんよ。アーティストの心構えとしてはそれだけの環境なんだからより質の高いステージをプレゼンテーションするのは当然なんだし次につなげる何かを掴むのに充分なゆとりを持てるでしょう。そ
のために何をするべきか…しっかりと目標を見るべきです。
アレンジにチャレンジ
2012年6月25日 月曜日前回のブログの補足…言い足りなかった事を書きます。まず誤解の無いように補足しておくとライブもスタジオ作業も誰かに向けてのサウンド作りと言う意味では同じです。ず〜っと前にも書いた気がしますけど、ライブってオープンキッチンのレストランのフルコースみたいなもので、その場での前菜からデザートまでの起承転結でお客様を楽しませるモノ…そのための演出、ステージ照明やコスチューム、パフォーマンス、細部にこだわってアーティストとスタッフが作り上げる、そんな風に思います。対してCDはケーキ屋さんのケーキとかお正月の料亭とかのおせち料理みたいなもので、中身自体の出来はもちろんの事 箱や飾り、包装紙や持ち帰りの際に入れてもらう袋にまで贅を尽くします。CDってジャケットの美しさや歌詞カードの出来も大切だよね。そう考えると路上ライブもそれなりに素晴らしい世界だけど、その世界観のままでライブや音源作りってのも勿体ない気がするよね。アレンジ等の構成力っていうのかな?オリジナル曲出来たら何通りかの演奏パターン作ってみたりすると良いんじゃないかな。はじめは難しいかもしれないけど、コツを覚えると以外
と簡単です。煮詰まってるアーティストさんには伝授いたします。遠慮無くいらっしゃいませ。
個人的な宣伝
2012年6月23日 土曜日もう解禁でかまわないだろうけど、戦略的な事もあるんでやっぱりまだオフレコ…なのかな? やっぱりもう少しだけ書きますね。今年後半の超話題作になるバンドのアルバムです。バンド名はRE-ARISEと言います。美旋律メロディーを支えるパワフルなリズム隊に押し出しの強いボーカルの説得力。これが全盛期を支えていたハードロックのスタイルなんだよね。イチ押しはギャラクシーって曲。音楽の好みの枠超えて誰でも体が揺れますよ。乞う御期待!
楽しくはないんだよ 本当はね
2012年6月22日 金曜日スタジオレコーディングとライブ活動、アーティストにとっては両方こなさなければなりませんね。良く言われるのが、スタジオで録音ってのは何回もやり直しが効きますがライブでは一発勝負になる…そう思ってる方、多いと思います。実働と考えれば当たってますけど、違うんだなぁ〜これが。緊張感って事ならばスタジオの方も結構キツいと思うよ。それにやり直す、やり直さないはアーティストが決める事じゃないしエンジニアなりプロデューサーの指示通りの歌や演奏が出来なきゃいけません。要は相当数の練習をこなした上でスタジオに入りプレイするわけです。つまりレコーディングスタジオは研鑽を積んだアーティストが勝負する場。気構えとしてはそこ自体が本番一発勝負なんです。やり直しがきく…これは編集するエンジニアやプロデューサーに関しての言葉にですよ。ライブも然り!この際だから日頃の不満を言います。アーティストブログに良く出て来るライブの告知にあわせてつくコメント『ライブ楽しみたいと思いま〜す』ってあるじゃん。やっぱりおかしな言い回しだと思う。ライブを楽しむのはあくまでもお客様です。アーティストはそのステージで与えら
れる僅かな時間の何百倍の時間を練習やリハーサルに費やすはずです。楽しめる余裕があるほどの実力があるならばいざ知らず、普通に考えるならば物凄く辛い、キツい、厳しい日が続くはずです。ライブに出る事、一発勝負の怖さ…どこまで理解してるのかな?そう感じていました。実際ライブに備えて練習したいのでサポートお願いします!そんな奴もいなかったですし。ふざけんじゃねえよって若干すねてたんだけど(笑)乃里絵さんや田中栞理さん から様々な相談を受けて、機嫌治った、と言うか、こんなにも苦しんで真剣にこちらの言葉に耳を傾けてくれて、そこから何かを導き出そうとしてる。そんな子達とこちらも誠心誠意込めて向きあわねば…心新たになりました。