世界観をつくる 自分色に染める

NanohanAはシンガーソングライターなので基本的には自分達で詞や曲を作るわけです。乃里絵さんの詞には独自のスケール感と言葉の色付け方が有り、あさ美さんの書く詞には独特の景色や映像が浮かびます。五月から開始されている配信曲にはそれぞれの世界観が描き出されていて手前味噌かもしれませんが全て自信を持って聴いていただけると思っています。そんなNanohanAの世界観に挑戦すべく今月七月は僕の作詞作曲の曲をひとつ発表させていただきます。聴かれる方、多分今までのNanohanAのイメージとは違うと思います。あっ!歌はNanohanAなので御安心を(笑)。実は僕が作曲している作品はけっこう有りまして、YouTubeや裏ラジオの中では聴いていただいてるんですよね。以前も書きましたが、曲を作っても、あとは歌い手さんのオリジナリティーと解釈、歌い上げる感性に委ねます。すると作った時には思いもしなかったメロディーラインが出来上がっていきます。でも今回の新曲は歌い方や歌詞ひとつひとつの表現に徹底的に注文を出してNG出してクレーマーと化しました。細部のオブリガードやブレス位置にまで注文つけたの
は初めてかもしれません。自分の中にある曲のイメージを余す事なく作品に表現したかったんです。前回のブログのストーリー性などの要素は全てこの曲の中に凝縮出来たんじゃないかな?って思っています。でも最終的に出来上がった作品はやっぱりNanohanAカラー以外なにものでもなかったのはさすがです。是非聴いてくださいね。よろしくお願いいたします。