名作が生まれる時

音楽の神様がいます。ヴォーカリストでも楽器演奏者でも、あるフレーズやメロディーを作るのに悩んで悩んで本当に苦しんでいる時にフワッと降りてきてくれます。もう辞めてしまおう、歌えないかもしれない…思い余って力尽きる瞬間…そんな時にヴォーカリストやプレイヤーはとんでもない作品を生み出すことが出来るのです。神様を呼び出す為の条件ですか?…それは「伝えたい言葉、届けたい気持ち、そして偽りの無い歌や音を愛する心」って感じかな(笑)。…僕が言うのも変だけどね。でも最近わかった事があります。音楽の神様、待っていても降りてきてくれないのですよ。自分の作品に対して本気でぶつかっている時、天から見ていて「あれ?こいつ何マジになってんの?…!そうか、じゃあちょいとひらめきを授けるとするか」あくまでも想像ですが(笑)そんな感じで様子覗きにいらっしゃいます。その時につかまえたもの勝ち!。名作が生まれるのって案外こんな感じなんじゃないかな?ある著名なオペラ歌手がインタビューで答えてました。「この曲はクラシックの神様が降りてこないと唄えなかったの。でも待っていては駄目。私は迎えに
いくの」常人の枠を超えた領域。僕はこの域に達している方、数人しか知りません。いずれも素晴らしい音楽を生み出す方々で、もちろん僕もそのうちの一人をいつも目指してます(笑)。