ひとつ 迷いを吹っ切る

尊敬する某レーベルの大物社長にプロデュース作品のリリースの打ち合わせでお会いしました。超多忙、なおかつ連休中にもかかわらずですよ。この方(私はこの方の仕事ぶりから 超!超人 とお呼びしております)のお話を拝聴する度 自分自身の中に確固たる信念を築く事ができるんです。特に今回は今後のメテオリットの作品や美乙女プロジェクトの作品の方向性やアーティストさんへ求める姿勢の再確認が出来ました。アーティストを育ててデビューさせる事は 本来切り捨てる事 を前提にしています。つまり多くの候補の中から適応力の高い者を選択していくのがオーディション形式です。ネミューやメテオリットは 切り捨てるよりも可能性を見出す…何か光るモノがあればそれを育てる…だから他の事務所に比べたら 優しいし甘いです。だから中途半端な活動でも、各自なんとか楽しんでアーティスト気分に浸る事が出来るでしょうしライブやレコーディングも経験してもらえます。従ってそれ以降は…当然のごとく良い経験や想い出作りができました…で 終わってしまう方が多いです。皆さん、はじめは「歌手目指して頑
張ります」とか「自分の歌で多くの人に勇気を与えたい」等々 オーディション受けてこられます。それを実現する…そのために何をしなければならないのか?どんな覚悟が必要なのか?極論すれば俺達と共に地獄をくぐる気持ちがあるのか?…まで行き着くでしょう。超人社長のおっしゃっていた話の中で、あるアーティストさんの所属契約の話の時に御両親に向かって「この世界で仕事していくのは一般人の想像を絶することばかりです。レッスンしかり、仕事相手しかり、睡眠時間含めてプライベート全て犠牲になります。あまりのストレスでボロボロになりお嬢様は精神が崩壊するかもしれません…その覚悟があるならば是非御連絡お待ちしております」 地獄を何度もくぐり抜けてきたからこそ言える言葉です。音楽事務所は音楽をつくりアーティストを育てて売る!それが仕事ですから当然だと思います。ある時はタイアップとしていくつかの企画と連動して莫大なお金が動く時もあります。僕やボスはそんな天国や地獄を良く知っています。ほとんど地獄でしたが(笑)) それでも厳しい世界の中でもアーティストさんの負担は極力減らしてあげたいと思
います。なぜなら、僕は自分の作る作品に絶対の自信があるからです。だから僕に付いてくるアーティストは絶対後悔させる事はしない。だから一緒に夢を追いかけよう!そう言います。エブリハウルのブログにあったレッスンの中での一言、音楽を嫌いになるかもしれない…それをなにかで表現出来る時がくぐり抜けた時なんだろうな。泣く、悩む、苦しむ、落ち込む、僕がみてきた、経験してきた事を書いていったり話していけばブログ、二年分くらいのネタになります。それでも貴女は音楽目指しますか?