表現者としての心構え

あさ美さんがNanohanAブログで書いていましたが、ここ最近の乃里絵さんとモコさんのアーティスティックな部分には目覚ましい進化がございます。特にアドリブの冴え!ラジオでのMCとして切り返しの速さやボケるタイミングでの間の取り方などまさに絶妙なのです。実際、ここ最近の放送では二人の会話のやり取りの比率が増えてきていますよね。トークだけでなく自分達でコーナーの流れを考えて構成を組んだりもしていますし寄せられた投稿を紹介するのにも、どのように読んだらより楽しい雰囲気になるか?というような声のトーンや抑揚の付け方の工夫も色々と考えられています。もちろん考える事も大変なんですけど、実際に現場でこなせてしまう事が驚異的に素晴らしいのです。そうしたことが下敷きになるのでしょうね、新曲のレコーディングもスムーズだし何より表現力が格段に上がっています。唄にしてもフリートークやMCにしても思っている事を表現する、とか、こうしようと考えたからといっても、本番ですんなりとはいかないものです。すらすらと進行していくには、やはり天性の才と頭の回転の速さが必要です。逆に言えばそうした下敷き
が有り初めて出来るんだろうしね。駄目なヤツはやっぱりどんなに頑張っても無理な注文で、いくら説明してやっても、レッスンしても出来ないわけです。例えるならば、歌い手さんでも天性の表現力でお芝居やドラマなど演技が出来る方とか…いらっしゃいますよね。そういう事です。人間性のスケールの大きさが必要ってことです。説明したり教えたりするのは難しいんだけど、しっかりと伝えたい大事な事です。