音楽には優劣なんて在りゃしねえんだよ

曲書いて詞を作って演奏してオケ(カラオケ)を作って…色々やっておりますが、歌えないのが残念!…って随分前に一世を風靡したギター侍みたいになっておりますが自分にとっては笑い事ではありません。シンガーソングライターって本当に凄いと思います。歌う事自体嫌いではないのですがドラム叩いたり、ギターやベース弾いたりする時の自己陶酔感…それが歌うという行為には感じる事ができないんだよね。歌で自分の世界に入る、自分の歌声に酔う…宴会とかで良くいるでしょ、カラオケマイク放さない人。誰も聴いていないのに眼中無い人。僕は出来ないんだよね。それ以前にヴォーカルスキル自体の問題なんだけどさ(笑)。Mujifaさんやゆゆ美さんみたいに、唄う時にステージや会場を我が物顔の振る舞いで(良い意味で使ってます、誤解の無いように)自分の世界に染めあげてしまう… とても凄い特殊技能だと思います。だからこそ歌が芸術に成り得るのだろうね。アーティストって言葉は直訳すれば芸術家です。そう考えると気安くアーティストなんて名乗れません。ある意味鬼気迫るものや緊迫感、狂気や凄みと言う
緊迫感や悲しみや悔しさを背負いながら追う…それが芸術家のイメージですか?…ならば僕は演芸家を目指しましょう。音楽で悩んだり苦しんだり傷ついたり羨んだり憎んだり…そんなのは嫌だし楽しくないしね。創作活動には適度に自分を追い込む緊張感は必要かもしれないけど、周囲から追い込まれるのは駄目だと思う。自分が楽しくなければ人を楽しませる事は出来ないけど、もう少し短絡的、発展的に考えるならば人を楽しませる事を楽しめる事…それを幸せって思えるならばエンターテイメントとしての到達点は近いんじゃないかな?喜んでいただければ演芸家ならば至福だよね。